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2025年度改装売上高集計の分析と需要予測

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改装売上高集計の分析

2025年度改装売上高集計の分析 (期間: 2025年4月~2026年3月)

※2025年度の改装売上高集計は建築改装関連(木造戸建を除く窓などのリフォーム工事)の一種正会員4社、二種正会員4社、一種準会員6社、計14社の地域別・商品別・用途別売上高を集計したものです。

※【地区区分】
(北海道):北海道、(東北):青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形、(北関東):栃木・茨城・群馬、(関東):東京・千葉・埼玉・神奈川・山梨、(北信越):長野・新潟・富山・石川・福井、(中部):静岡・愛知・岐阜・三重、(関西):大阪・滋賀・奈良・京都・和歌山・兵庫、(中国):岡山・鳥取・島根・広島・山口、 (四国):愛媛・高知・香川・徳島、(九州):福岡・大分・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄

改装売上高推移

2025年度の改装売上高全体では1,297億円と前年度比102%、約29億円の増加となり過去最高値を更新した。地域別に見ると関東・北信越・中部で増加しており(北信越120%、中部115%、関東109%)、この地域での市場拡大が改装市場の牽引に貢献していると考えられる。

改装の全国売上高推移
改装の地域別売上高推移
  北海道 東北 北関東 関東 北信越 中部 関西 中国 四国 九州
2023年度 34.4 54.7 37.5 550.9 53.5 92.0 218.5 46.7 18.4 106.7
2024年度 35.9 55.8 44.7 540.3 61.0 91.8 239.6 53.9 24.5 120.5
2025年度 35.6 53.3 38.9 587.1 73.0 105.8 218.3 48.3 22.3 114.2
改装の地区別売上高構成比
改装の商品別売上高推移
  ドア 外装 手すり 面格子 フロント 内装/補修
2023年度 67,154 28,622 1,870 2,540 337 13,312 7,596
2024年度 69,941 30,288 1,436 2,856 317 14,208 7,760
2025年度 71,481 31,664 1,740 2,871 374 12,932 8,607
改装の商品別売上高構成比

改装の商品別売上高推移

改装全体に占める割合が55.1%と最も高い窓において、前年度から15億円拡大した。

ドアにおいては構成比24.4%と前年度から14億円拡大した。内訳はビルの重量ドアは20億円拡大したが、住居ビルの玄関ドアは、補助要件変更の影響を受け減少した。

改装の用途別売上高推移
  学校 住居ビル 一般ビル 病院 庁舎
2023年度 205.2 577.4 311.9 55.9 63.9
2024年度 221.8 572.4 360.3 52.7 60.9
2025年度 235.8 587.8 363.0 52.9 57.2
改装の用途別売上高構成比

改装の用途別売上高推移

用途の構成比は、住居ビル45.3%、一般ビル28.0%、学校18.2%、庁舎4.4%、病院4.1%となっている。

前年比では学校106%、住居ビル103%、一般ビル101%と拡大している。

学校の拡大要因は長寿命化改修による需要増、住居ビルの拡大要因は窓の補助事業制度による需要増と考えられる。

需要予測

今後の需要予測

(単位:億円)

 
商品
年度
2021
実績
2022
実績
2023
実績
2024
実績
2025
実績
2026
予測
2028
予測
2031
予測
2035
予測
ST→AL
AL→AL
小計
外装 パネル
GCW
その他
小計
ドア 玄関
扉のみ
PS等
軽量ドア
重量ドア
小計
手すり
メンテナンス
面格子
内装
フロント
合計
4 4 2 1 1 1 1 1 1
459 566 669 699 714 721 736 758 788
463 570 672 699 715 722 737 759 789
11 8 6 5 7 9 11 12 13
3 9 11 10 10 10 11 12 13
0 1 1 0 0 1 1 1 1
14 19 19 14 17 20 23 25 27
115 117 116 118 110 111 115 121 129
4 7 6 8 6 7 8 9 10
18 27 18 17 14 14 14 14 14
57 56 56 53 58 58 58 58 58
103 94 91 107 128 132 140 143 147
297 301 286 303 317 322 335 345 358
24 29 25 29 29 30 33 37 50
23 28 33 25 28 28 30 33 37
2 3 3 3 4 4 4 4 5
60 56 43 53 59 60 62 66 71
128 134 133 142 129 131 133 137 143
1,011 1,139 1,214 1,268 1,297 1,317 1,357 1,406 1,480

サッシ

2025年度は各種補助事業の追い風を受け堅調に推移した。また学校の長寿命化改修等により、前年度比102%の結果となった。

2026年度も各種補助事業が継続され、先進的窓リノベ2026事業では高断熱窓の設置が標準化されアルミ樹脂複合サッシの需要が今後さらに拡大すると予測される。

公共住宅の発注見通しについては前年度と同等に市場規模は堅調に推移すると予想される。

今後は省エネ改修が広く定着し、またストックも増加することから堅調に増加していくと予測される。

外装

2025年度 外装工事の実績は、前年度比 121%と拡大した。

建設業界は新築からストック(維持管理)へシフトする傾向があり、築古の中小規模テナントビルの資産価値向上、美観向上や予防保全を目的とした外装改修工事が増加すると予測される。また、省エネ・カーボンニュートラルの視点から、ビルの外皮の断熱性能向上に向け、補助事業を利用した改修工事の需要も見込まれる。

玄関ドア

玄関ドアは、2025年度補助要件の変更影響を受け、前年度比93.2%と予想を下回った。

2026年度以降もマンションストックは堅調に増加していくことから、改修対象案件は増えると予測される。 

重量ドア・軽量ドアは、インバウンド需要に支えられ宿泊施設等の改修が増加し、前年度から26億円の拡大となり予測を大きく上回った。

2026年度以降も、前年同様の需要により増加が予測される。

手すり

2025年度は横這いであったが、2026年度以降はマンションストックの増加に伴い、改修需要は堅調に推移すると予測される。

メンテナンス

2025年度は、修繕や部品交換のメンテナンス工事が大きく伸びて前年から大幅に増加した結果となった。

2026年度以降もマンション及びオフィスビルのストックが増加していくため、修繕や部品交換などのメンテナンス工事は堅調に推移していくと予測される。

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