※2025年度上期の改装売上高は建築改装関連(木造戸建を除く窓などのリフォーム工事)の一種正会員4社、二種正会員4社、一種準会員6社、計14社の地域別・商品別・用途別売上高を集計したものです。
※【地区区分】
(北海道):北海道、(東北):青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形、(北関東):栃木・茨城・群馬、 (関東):東京・千葉・埼玉・神奈川・山梨、(北信越):長野・新潟・富山・石川・福井、(中部):静岡・愛知・岐阜・三重、(関西):大阪・滋賀・奈良・京都・和歌山・兵庫、(中国):岡山・鳥取・島根・広島・山口、 (四国):愛媛・高知・香川・徳島、(九州):福岡・大分・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄
2025年度上期の改装売上高全体では532億円と前年度比104%、約20億円の増加となった。上期集計においては昨年度の過去最高値を更新した。
地域別に見ると東北・関東・北信越・中部で増加しており、最も拡大したのが関東(前年度+22.8億円)であった。各地域の伸び率は中部の前年度比122%、東北の115%、北信越の114%、関東の110%であった。
市場全体の45.3%を占めている関東地域の拡大が改装市場の牽引に貢献していると考えられる。


| 北海道 | 東北 | 北関東 | 関東 | 北信越 | 中部 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度上期 | 15.0 | 21.0 | 14.7 | 224.4 | 22.0 | 39.9 | 96.0 | 17.8 | 8.1 | 44.5 |
| 2024年度上期 | 15.7 | 17.6 | 18.1 | 218.4 | 26.2 | 37.1 | 99.9 | 20.7 | 9.5 | 48.6 |
| 2025年度上期 | 15.3 | 20.1 | 16.6 | 241.2 | 29.9 | 45.1 | 88.3 | 18.8 | 9.5 | 47.1 |


| 窓 | ドア | 外装 | 手すり | 面格子 | フロント | 内装/補修 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年上期 | 27,941 | 12,114 | 770 | 933 | 71 | 5,692 | 2,821 |
| 2024年上期 | 27,999 | 13,096 | 715 | 956 | 53 | 5,476 | 2,883 |
| 2025年上期 | 29,753 | 13,016 | 678 | 1,433 | 41 | 5,331 | 2,933 |

改装全体に占める割合が56%と最も高い窓が、前年度+17.5億円と大きく拡大し市場規模拡大に繋がった。
住居ビルの玄関ドアは前年度比85%と減少しているが、重量ドアにおいては前年度比127%の拡大となり、ドア全体では前年度比99%となった。
手すりは改装全体に占める割合が2.7%の市場であるが、前年度比150%と大きく拡大しており、今後の成長に期待したい。

| 学校 | 住居ビル | 一般ビル | 病院 | 庁舎 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年上期 | 76.2 | 248.9 | 136.2 | 22.3 | 19.9 |
| 2024年上期 | 81.8 | 241.0 | 153.1 | 17.3 | 18.6 |
| 2025年上期 | 90.9 | 246.3 | 156.5 | 17.6 | 20.6 |

前年度から全ての用途で伸び率が拡大している。市場全体の46.3%を占める住居ビル、29.4%を占める一般ビルはそれぞれ前年度比102%と堅調に推移した。
特に学校は2021年度から連続して拡大しており、今年度は前年度9億円(前年度比111%)の拡大となった。
これは学校が学びの場であるとともに、防災機能強化の観点からも改修工事が拡大していると考えられる。