リフォーム・改修・改装改装技術

2025年度上期売上高集計の分析

トップ事業活動リフォーム・改修・改装改装技術改装市場 > 2025年度上期売上高集計の分析

改装売上高集計の分析

2025年度上期改装売上高集計の分析 (期間: 2025年4月~9月)

※2025年度上期の改装売上高は建築改装関連(木造戸建を除く窓などのリフォーム工事)の一種正会員4社、二種正会員4社、一種準会員6社、計14社の地域別・商品別・用途別売上高を集計したものです。

※【地区区分】
(北海道):北海道、(東北):青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形、(北関東):栃木・茨城・群馬、 (関東):東京・千葉・埼玉・神奈川・山梨、(北信越):長野・新潟・富山・石川・福井、(中部):静岡・愛知・岐阜・三重、(関西):大阪・滋賀・奈良・京都・和歌山・兵庫、(中国):岡山・鳥取・島根・広島・山口、 (四国):愛媛・高知・香川・徳島、(九州):福岡・大分・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄

改装売上高推移

2025年度上期の改装売上高全体では532億円と前年度比104%、約20億円の増加となった。上期集計においては昨年度の過去最高値を更新した。

地域別に見ると東北・関東・北信越・中部で増加しており、最も拡大したのが関東(前年度+22.8億円)であった。各地域の伸び率は中部の前年度比122%、東北の115%、北信越の114%、関東の110%であった。

市場全体の45.3%を占めている関東地域の拡大が改装市場の牽引に貢献していると考えられる。

改装の全国売上高推移
改装の地域別売上高推移
  北海道 東北 北関東 関東 北信越 中部 関西 中国 四国 九州
2023年度上期 15.0 21.0 14.7 224.4 22.0 39.9 96.0 17.8 8.1 44.5
2024年度上期 15.7 17.6 18.1 218.4 26.2 37.1 99.9 20.7 9.5 48.6
2025年度上期 15.3 20.1 16.6 241.2 29.9 45.1 88.3 18.8 9.5 47.1
改装の地区別売上高構成比
改装の主要商品売上高推移
  ドア 外装 手すり 面格子 フロント 内装/補修
2023年上期 27,941 12,114 770 933 71 5,692 2,821
2024年上期 27,999 13,096 715 956 53 5,476 2,883
2025年上期 29,753 13,016 678 1,433 41 5,331 2,933
改装の商品別売上高構成比

改装の商品別売上高推移

改装全体に占める割合が56%と最も高い窓が、前年度+17.5億円と大きく拡大し市場規模拡大に繋がった。

住居ビルの玄関ドアは前年度比85%と減少しているが、重量ドアにおいては前年度比127%の拡大となり、ドア全体では前年度比99%となった。

手すりは改装全体に占める割合が2.7%の市場であるが、前年度比150%と大きく拡大しており、今後の成長に期待したい。

改装の用途別売上高推移
  学校 住居ビル 一般ビル 病院 庁舎
2023年上期 76.2 248.9 136.2 22.3 19.9
2024年上期 81.8 241.0 153.1 17.3 18.6
2025年上期 90.9 246.3 156.5 17.6 20.6
改装の用途別売上高構成比

改装の用途別改装売上高推移

前年度から全ての用途で伸び率が拡大している。市場全体の46.3%を占める住居ビル、29.4%を占める一般ビルはそれぞれ前年度比102%と堅調に推移した。

特に学校は2021年度から連続して拡大しており、今年度は前年度9億円(前年度比111%)の拡大となった。

これは学校が学びの場であるとともに、防災機能強化の観点からも改修工事が拡大していると考えられる。

ページトップへ