Page 10 - 会報「窓快14号」
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     特集
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リフォームの 取り組み強化に向けて
 1 脱炭素社会向けた住宅のリフォーム
 国土交通省、経済産業省及び環境省は、2021年8月に「脱炭素社会に向けた住宅・建築物における省エネ対策等のあ り方・進め方」をとりまとめ、公表しました。
 カーボンニュートラルの実現に向け、中期的には2030年、長期的には2050年を見据えた目標、取り組みが示され、 2030年度の新築住宅の省エネ性能の構成比をBEIで0.8(ZEHレベル)を60%、0.75(ZEH+レベル)を30%、0.6 (HEAT20G3レベル)を10%になるようにするという目標が示されました。住宅ストックについては既存住宅の建て替え による省エネ性能の高い住宅への置き換えに加え、既存住宅を省エネ性能の高い住宅に改修することで住宅ストックの平均
BEIを現行の省エネ基準より10%性能の高いBEI 0.9とする目標を掲げています。  窓は既存住宅の省エネ性能の向上に大きく貢献できる製品です。今後は窓の省エネ改修に対する国や地方自治体の補
助金が期待できます。
 窓リフォームを実施することは、SDGsの「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」や「住み続けられるまちづくり
を」にもつながります。  改めて窓リフォームの強化に取り組みましょう。
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