Page 30 - 会報「窓快14号」
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  2022年3月 住宅用建材使用状況調査報告書   はじめに
日本サッシ協会では、毎年「住宅用建材使用状況調査」を発行しています。 1977 年に第 1 回調査報告書を作成 して以来、2022 年 3 月刊行分で 46 回目を数えました。調査概要は協会ホームページに公開しています。今回はそ の調査結果から、昨年に引き続き、一戸建て住宅(サンプル数 3,000 件)におけるサッシの材質別普及状況、また、 2020 年発刊分より複層ガラスを Low ‐ E ガス無し、Low ‐ E ガス入り、三層複層ガラス(3 枚)に分けて調査した 使用状況、玄関ドアの電気錠システムの普及状況、窓シャッターの電動化率の傾向並びに宅配 BOX の採用状況を報告 いたします。
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2021 年度年調査では、アルミサッシが 8.5%、アルミ樹脂複合は 65.6%となりました。さらにアルミ樹脂複合サッ シ+樹脂サッシ+木製サッシの高断熱サッシが 91.5%となり、樹脂サッシの構成比 25.9%となり着実に普及していま す。
窓の材質別構成比の推移状況
 (%) 100
80 60 40 20
0
窓の材質別構成比推移(戸建全国計)
91.5
65.6
25.9
  アルミ製
樹脂製
木製
アルミ樹脂複合製
高断熱サッシ
    高断熱サッシ
アルミサッシ
   91.5 99.9 99.4 88.7 99.1 93.6 86.4 95.3 87.5 90.8
  全国計 北海道 東北 関東 北陸 中部 近畿 中国 四国 九州
2
一戸建におけるLow-Eガラスの普及率は、2014 年から調査しました。複層ガラスは 99.5%となり一戸建の住宅 ではほぼ複層ガラスが採用されています。なお、2 1年度のLow-E複層ガラスの普及率は 94.8%となりました。
Low-E 複層ガラスの普及率
(年度)
8.5
0.0
 (%)100 80
60 40 20
0
地域別高断熱サッシ・アルミSGサッシ構成比
  (%) 100
80 60 40 20
0
複層ガラスの窓数比の推移
複層ガラス 99.5%(21 年)
Low-E ガラス 94.8%(21 年)
21年 ガラス種別内訳
5.2 単板 0.5
(2 枚)
   三層複層 ガラス
   - 28 -
Low-E ガス入 (2 枚)
36.9
4.7 複層ガラス Low-E ガス無
(2 枚)
52.7
  複層ガラス N=99.5 %
  (年度)
1993年 94年
19年 20年
95年 96年
21年
97年 98年
99年 2000年1年2年3年4年5年6年7年8年9年
10年 11年
12年 13年
14年 15年
16年 17年
18年 19年
20年 21年
1993年 94年
95年 96年
97年 98年
99年 2000年
1年 2年
3年 4年
5年 6年
7年 8年
9年 10年
11年 12年
13年 14年
15年 16年
17年 18年

























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